初心者でも安心!カメラの選び方完全ガイド


カメラメーカーも多いし、機種もたくさんあって、どれを選べばいいかわからない。Webサイトやスペック表には専門用語がズラリ…。何を基準に選べばいいのかさっぱりだし。それに、せっかく買うなら失敗したくない!
初めてのカメラ選びで、こんな悩みにぶつかっていませんか?
そんなあなたのために初心者でも迷わず選べるカメラ選びの極意をわかりやすくまとめました!

この記事を読めば、カメラ選びの不安がなくなり、外に出かけるのが楽しみになるカメラを見つけられるはずです!
ぴったりのカメラが見つかって、週末はカフェ巡りや旅行がもっと楽しくなるかも!

でも、カメラは大きな買い物だし、いきなり購入するのはちょっと不安かもしれませんね。
そんな時はカメラのレンタルサービスを活用して、気になる一台を実際に試してみるのがおすすめです!

初心者がカメラ選びの前に知っておきたいの基礎知識
カメラと言っても一眼レフやミラーレス一眼、コンパクトデジタルカメラなど、種類がたくさんありますよね。
さらに「センサーサイズ」や「レンズの違い」と聞くと、ちょっと難しそうに感じるかもしれません。
でも大丈夫!これからお伝えする3つの基本を押さえておけば、カメラ選びの失敗はグッと減らせますよ。

初心者でもわかりやすいようにポイントを絞って解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

カメラの種類を知ろう
まず知っておきたいのが「カメラの種類」です。
代表的なものとして「一眼レフ」「ミラーレス一眼」「コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)」「フィルムカメラ」の4つがあります。
カメラの種類 | 特徴 | メリット | デメリット | こんな人におすすめ |
---|---|---|---|---|
一眼レフカメラ | 本格的な撮影向き。レンズ交換で表現の幅が広がる。 | ファインダーで見たままを撮影できる。高性能なモデルが多い。 | 大きくて重い。持ち運びには不向き。 | 本格的に写真を始めたい!スポーツや動きのある被写体を撮りたい! |
ミラーレス一眼カメラ | 一眼レフより小型軽量。機能も充実していて初心者にも扱いやすい。 | 軽くて持ち運びやすい。おしゃれなデザインが多い。 | 一眼レフに比べるとバッテリーの持ちが短い場合がある。 | 普段使いしたい!旅行にも気軽に持って行きたい! |
コンパクトデジタルカメラ(コンデジ) | スマホより高画質。手軽に持ち運べて操作も簡単。 | ポケットに入るサイズ。気軽に撮影できる。 | レンズ交換ができない。 | まずは手軽にカメラを始めたい!スマホよりワンランク上の写真が撮りたい! |
フィルムカメラ | 独特の風合いが楽しめる。現像するまで仕上がりが分からないドキドキ感も魅力。 | 写真を撮る過程を楽しめる。レトロでおしゃれ。 | フィルム代や現像代がかかる。 | 写真をじっくり楽しみたい!フィルムならではの表現を追求したい! |
「結局どれがいいの?」と迷ったら、まずはミラーレス一眼カメラがおすすめ!
軽量で持ち運びやすく、機能も充実しているので、普段使いから旅行まで幅広く活躍してくれます。
「いきなり高いカメラはちょっと…」という方はコンデジから始めるのもアリ!

初心者のうちは単純に「気軽さ」を重視する選択も大切です。
一眼レフ
撮影時に鏡を使う構造のため、ファインダーをのぞいたときに「そのままの景色」が見られるのが特徴です。
操作がやや複雑なイメージもありますが、被写体の動きとファインダー像のタイムラグがないので、スポーツシーンなど瞬間を逃したくない撮影に向いています。
サイズと重さはやや大きめですが、レンズ交換の自由度が高く、本格的な写真を楽しみたい方には王道の選択です。
ミラーレス一眼
一眼レフのように鏡を持たない構造で、小型化と軽量化が進んでいます。
近年はオートフォーカスの速度や連写性能がめざましく向上していて、初心者でも扱いやすい機種が充実。
旅行や日常の持ち歩きがメインの方にぴったりです。
「いつでも持ち出せる」という軽やかさが、シャッターチャンスを逃さない最大の強みになります。
コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)
手軽に持ち運べて、スマホよりワンランク上の画質を手に入れたい方におすすめです。
シンプルな操作性や、モデルによっては高倍率ズームを搭載しているものもあるので、旅行のお供にもぴったり。
凝った設定をしなくてもキレイに撮れるので、まずは「気軽にカメラを楽しみたい!」という方に向いています。
フィルムカメラ
デジタル全盛の今でも根強い人気を誇るのがフィルムカメラ。
現像してみるまで仕上がりがわからないドキドキ感や、独特の色味・風合いが楽しめるのが最大の魅力です。
撮影枚数に制限があるぶん、一枚一枚を大切に撮影する喜びもあります。
映画のように味わい深い写真を残したい方や、レトロなスタイルが好きな方にはたまらない存在でしょう。
センサーサイズとは?
センサーサイズとは、カメラが光を取り込む部分(イメージセンサー)の大きさのこと。
一般的にセンサーサイズが大きいほど高画質になりやすく、背景のボケ味がキレイに出せたり、暗い場所での撮影に強くなります。
代表的なサイズとして「フルサイズ」「APS-C」「マイクロフォーサーズ」があります。
主なセンサーサイズ
- フルサイズ:プロやハイアマチュア向け。高画質だけど、カメラ本体も大きく重くなる。
- APS-C:フルサイズより小型。画質と持ち運びやすさのバランスが良い。
- マイクロフォーサーズ:APS-Cよりさらに小型。より手軽に持ち運べる。
センサーサイズ | 特徴 | メリット | デメリット | こんな人におすすめ |
---|---|---|---|---|
フルサイズ | 35mmフィルムと同じ大きさ。プロやハイアマチュア向け。 | ・最も高画質。 ・ボケ味が美しい。 ・高感度撮影(暗所での撮影)に強い。 | ・カメラ本体、レンズ共に大きく、重い。 ・価格が高い。 | ・画質に妥協したくない。 ・本格的な作品作りをしたい。 |
APS-C | フルサイズより一回り小さい。多くのデジタル一眼レフ、ミラーレス一眼に採用されている。 | ・画質と携帯性のバランスが良い。 ・フルサイズに比べて、カメラ本体、レンズが小型軽量。 ・比較的安価。 | ・フルサイズに比べると、高感度撮影(暗所での撮影)でノイズが出やすい。 ・ボケ量はフルサイズに比べて少ない。 | ・画質も携帯性も重視したい。 ・コストパフォーマンスを重視したい。 |
マイクロフォーサーズ | APS-Cよりさらに小さい。ミラーレス一眼の一部(オリンパス、パナソニックなど)に採用されている。 | ・最も小型軽量。 ・手ぶれ補正機能が強力な機種が多い。 ・レンズが豊富。 | ・APS-Cに比べると、高感度撮影(暗所での撮影)でノイズが出やすい。 ・ボケ量はさらに少ない。 | ・とにかく軽くてコンパクトなカメラが良い。 ・旅行やスナップ撮影が多い。 ・手ぶれ補正を重視したい。 |
初心者さんに知ってほしいのが、APS-Cやマイクロフォーサーズでも十分キレイな写真が撮れるということ。
「フルサイズ」はプロやハイアマチュアが好む本格派。もちろん高画質ですが、価格やカメラ本体の重さ・大きさもアップしがち。
一方、APS-Cやマイクロフォーサーズはボディがコンパクトでも本格的な写真が撮れるので、趣味として十分満足できるはずです。
大きいセンサーのカメラが気になる方は、お店やレンタルで実際に試してみて、自分の撮りたい写真に合うかを確認するとよいでしょう。
画素数は多いほどいい?
カメラのスペック表でよく目にする「画素数」。
「2000万画素」や「4500万画素」など、数字が大きいほど高性能なイメージがありますが、本当に画素数は多ければ多いほど良いのでしょうか?
そもそも画素とは、デジタル画像を構成する最小単位の「点」のこと。
この点がたくさん集まって、1枚の写真ができています。
画素数が多ければ多いほど、この「点」の数が多くなり、より細かく描写された写真になります。
ノイズとは、暗い場所で撮影したときに、写真に現れるザラザラ、つぶつぶのこと。
砂嵐のような、本来ないはずの模様が写り込んでしまう現象です。
センサーサイズが小さいと、一つ一つの画素(光を受け取る点)が小さくなります。
そうすると、光を十分に受け取れず、ノイズが発生しやすくなってしまうのです。
初心者にはどれくらいの画素数がおすすめ?
結論から言うと、一般的な用途であれば、1200万画素~2400万画素程度で十分です。
SNSに写真をアップしたり、ブログに掲載したり、A4サイズ程度で印刷したりする程度なら、このくらいの画素数で十分きれいな写真が撮れます。
実は、画質は画素数だけで決まるわけではありません。センサーサイズやレンズの性能、画像処理エンジンなども画質に大きく影響します。
「画素数が多ければ多いほど良い」と考えるのではなく、自分の用途に合わせて、適切な画素数のカメラを選ぶようにしましょう。
交換レンズの種類と焦点距離
レンズ交換ができる一眼レフやミラーレス一眼カメラなら、あとから好みのレンズを追加して表現の幅をどんどん広げられるのが魅力です。
主要なレンズの種類
- 標準レンズ:人間の視野に近い画角。風景、人物、料理など、幅広いシーンで使える。
- 広角レンズ:広い範囲を写せる。風景写真や、狭い室内での撮影に便利。
- 望遠レンズ:遠くのものを大きく写せる。スポーツや野鳥の撮影に最適。
- マクロレンズ:小さなものを大きく写せる。花や昆虫の撮影におすすめ。
景色や建物を広々と写したいなら「広角レンズ」、人や小物を自然な距離感で撮るなら「標準レンズ」、動物園やスポーツ撮影では「望遠レンズ」が活躍します。

レンズって、たくさん種類があって、どれを選べばいいかわからない…。
そんなカメラ初心者さんはまず、「標準レンズ」を選ぶのがおすすめです。
標準レンズは、人間の視野に近い画角をカバーするため、普段見ている景色をそのまま自然に切り取ることができます。
風景、人物、料理など、幅広いシーンで使いやすく、「とりあえずこれなら何でも撮れる」という万能性があるので、初心者さんにぴったりです。
ズームレンズや広角レンズ、望遠レンズなど興味のあるジャンルに合わせて、あとから追加していけばOK!
まずは標準レンズでカメラの感覚をつかむのがおすすめ!

慣れてきたら、自分の撮りたい写真に合わせて、他のレンズも試してみてください。
焦点距離ってなに?
レンズには「焦点距離」というものがあり、「〇〇mm」という数値で表されます。
この数値が小さいほど広い範囲が写せ(広角)、大きいほど遠くのものが大きく写せます(望遠)。
焦点距離は写真の「写る範囲」を決める、とっても重要なものなんです!

- 数字が小さい(例えば18mm)と → 広い範囲が写せる「広角レンズ」になります。 風景写真や、大人数での集合写真にピッタリ!
- 数字が大きい(例えば200mm)と → 遠くのものが大きく写せる「望遠レンズ」になります。 運動会で走るお子さんや、遠くにいる野鳥をアップで撮りたいときに大活躍!
- 数字が中間くらい(例えば50mm)だと → 人の目で見える範囲に近い「標準レンズ」になります。 普段の何気ないスナップ写真や、ポートレート撮影におすすめです。
この焦点距離を変えることで、同じ場所から撮影しても、写真の印象はガラリと変わります。
レンズ選びの際は、この「焦点距離」を意識して選ぶと、あなたの撮りたい写真が表現できるようになります。

手ぶれ補正機能は必要?

せっかく撮った写真がブレていた…
カメラ初心者にありがちな失敗、それが「手ぶれ」です。
手ぶれは、シャッターボタンを押すときのわずかな振動や、カメラを構える手の震えによって起こります。
とくに、暗い場所や望遠レンズを使うときは、手ぶれが起きやすくなります。

手ぶれ補正機能は、その名の通り、手ぶれを軽減してくれる機能です。
カメラやレンズに内蔵されたセンサーが振動を感知し、それを打ち消すようにレンズやセンサーが動くことで、手ぶれを補正します。
手ぶれ補正には主に2つの方式がある。
- レンズ内手ぶれ補正: レンズに内蔵された手ぶれ補正機構。望遠レンズに多く採用されています。
- ボディ内手ぶれ補正: カメラ本体に内蔵された手ぶれ補正機構。どんなレンズを使っても手ぶれ補正の効果が得られます。
最近では、レンズ内とボディ内の両方の手ぶれ補正機構を組み合わせることで、より強力な補正効果を発揮する機種も増えています。
初心者さんは手ぶれ補正機能があるカメラがおすすめ!

とくに、
- 動きのある被写体(子供、ペット、スポーツなど)を撮りたい
- 望遠レンズを使う予定がある
- 三脚を使わずに、手持ちで気軽に撮影したい
という方は手ぶれ補正機能が強力なカメラを選ぶと良いでしょう。
オートフォーカスの性能は重要?
オートフォーカス(AF)とは、カメラが自動でピントを合わせてくれる機能のこと。
動きのある被写体を撮りたい場合は、AF性能が高いカメラを選ぶことをおすすめします。
AF性能が低いカメラだと、ピントが合うまでに時間がかかったり、被写体が動いてしまってピントが合わなかったりして、せっかくのシャッターチャンスを逃してしまうことがあります。
でももし、あなたがスナップ写真や風景写真をメインで撮るつもりなら、AF性能をそこまで重要視しなくても大丈夫です。
これらの被写体は、動きが少ない、または全く動かないことが多いため、最新の高性能AFでなくても、十分にきれいな写真を撮ることができます。
最近のカメラは、エントリーモデルでも基本的なAF性能は備わっていますので、心配しすぎる必要はないでしょう。
これら3つの基本をざっくりつかむだけでも、ざっくりつかんでおくと、カメラ選びの軸がしっかりと定まり、迷いが少なくなります。
「自分の撮りたい写真に合うカメラの種類は?」
「どのセンサーサイズが負担なく使いやすいか?」
「レンズ交換は必要?」
これらを考えると、自然と候補が絞られてくるはずです。
カメラ初心者が押さえるべき選び方の極意
カメラの基礎知識が分かったら、いよいよ自分にぴったりのカメラを選ぶステップです。
でも、どうやって選べばいいか迷ってしまいますよね。
ここでは、初心者がカメラ選びで押さえておくべき「5つの極意」を伝授します。
この極意を参考にすれば、きっとあなたにぴったりのカメラが見つかるはずです!
どんな写真を撮りたいか明確にする
カメラ選びでまず大切なのは、あなたが「どんな写真を撮りたいか」を明確にすることです。
どんな写真を撮りたいかによって、あなたに合うカメラタイプは変わります。
撮影の目的をはっきりさせることで、どの種類のカメラを選べばいいか絞れ込めますよ。

例えば…
- 休日にカフェ巡りをして、おしゃれなスイーツや店内の写真を撮りたい
- 旅行先で、美しい風景や街並みを写真に残したい
- 飼っているペットのかわいい瞬間をたくさん撮りたい
- 友達との思い出を、ポートレート写真で残したい
などなど、具体的なシーンを思い浮かべてみましょう。
「でも、まだ具体的に何が撮りたいか決まっていない…」という方もいるかもしれません。
もし「撮りたいものがまだハッキリ決まらない…」という方、「とりあえず色々と撮ってみたい!」という方には、バランスの良いミラーレス一眼がおすすめです。
初心者向けモデルでも高性能な機種が増えており、レンズを交換すれば、風景・ポートレート・マクロ撮影まで幅広く楽しめるため、一台でいろんな撮影スタイルにトライできます。
予算
カメラは決して安い買い物ではありません。だからこそ、最初に予算を決めておくことが大切です。
予算を決めることで、このようなメリットがあります。
予算の目安は次の通り。
- 10万円以下: コンパクトデジタルカメラ、中古のミラーレス一眼カメラなど
- 10万円台: エントリーモデルのミラーレス一眼カメラなど
- 15~30万円: ミドルクラスのミラーレス一眼カメラなど
これはあくまでも目安として考えてくださいね。

中古品やセール品などを活用すれば、もっと安く手に入れることもあります。反対にこだわればそれだけコストは上がります。
大切なのは、無理のない予算の中でいちばん楽しめるカメラを見つけること。

あと、カメラ本体以外にも、SDカードとかカメラケースなど必要なものがあったりします。
そういった最初に必要になるものも考えて、予算を決めるようにしましょう。
見た目・デザイン

えっ、性能よりも見た目なの?
写真を仕事にするプロなら、性能はとても重要です。
でも、趣味としてカメラを始めるなら、選ぶ上で「見た目」がいちばん大事!
ちょっと考えてみてください。毎日使ってるスマホ、お気に入りの洋服、こだわって選んだお部屋のインテリア…どれも「見た目」で選んでませんか?

お気に入りの洋服は、そうでない服よりも自然と手に取り、着る機会が多いはずです。
カメラも同じなんです。
眺めているだけでウキウキしちゃうような、「気に入ったデザインのカメラ」は、自然と写真を撮りにお出かけしたくなります。
どんなに性能が良くても、デザインが好みじゃないカメラって、だんだん持ち歩かなくなっちゃうかもしれませんよね。

でも、見た目が大好きなカメラなら、毎日手に取りたくなっちゃう。
休日は、ちょっとしたお出かけにも連れて行きたくなるはず。
そして、たくさん写真を撮るうちに、どんどんカメラの腕も上がっていく。
だから、まずは「これ、好き!」と思えるデザインのカメラを探してみましょう。
重さ・サイズ感
見た目の次に大事なのが、「重さ」と「サイズ感」です。
とくに初めてカメラを持つ初心者は、ここを軽く考えがち。

お店でちょっと触っただけだと、「まあ、これくらいなら大丈夫かな」と思うかもしれません。
だけど、実際にカメラを持ち歩いてみると、想像よりも重く感じたり、バッグの中でかさばったりすることって、結構あるそうです。
「お出かけに持って行こうと思ったけど、重いし疲れるからいいや…」なんてことになったら、悲しすぎますよね。

「毎日持ち歩ける重さ」「気軽に持っていけるサイズ」この2つの視点から、あなたにとってベストな重さ・サイズ感のカメラを選んでみてください。
最近のミラーレス一眼カメラは、コンデジ並に軽くてコンパクトなモデルもあります!

カメラの重さやサイズ感は、実際に手に取ってみないとわかりにくいものです。
可能であれば、家電量販店などで実際に触って、重さや持ちやすさを確認してみましょう。
また、カメラのレンタルサービスを利用することで、実際に撮影シーンで試すことができるのでおすすめです。

使い勝手・操作性
カメラの使い勝手って、実は写真の楽しさに大きく関わってくる、とっても大事なポイントなんです。
どんなに高性能なカメラでも、操作が難しかったら、使いこなせるようになるまでに時間がかかっちゃいますよね。

操作がややこしいと、せっかくのシャッターチャンスを逃しちゃう…なんてことも。
初めてカメラを選ぶなら、
- 直感的に操作できる
- とくに難しい設定をしなくても、オートで簡単にキレイな写真が撮れる
といった点を考慮して選びましょう。
しかし、カメラの使い勝手や操作性も実際に触ってみないわかりにくいものです。
可能であれば、家電量販店などで実際に操作して、使いやすさを確認してみましょう。

【目的別】おすすめのカメラタイプ
旅行や風景写真をメインで撮りたい方
旅行先での絶景や街角スナップなど、移動しながら撮影を楽しみたい方には、まず「軽量さ」と「機動力」が重要なポイント。
となると、持ち運びのしやすいミラーレス一眼やコンパクトデジタルカメラが大きな候補になります。

ミラーレス一眼カメラ
一眼レフと比べて軽量なうえに高画質。高速オートフォーカスや手ブレ補正がしっかりしている機種も多く、旅先での撮影が楽に。風景写真も旅行スナップもバッチリ撮れる万能カメラです。
コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)
とにかく荷物を減らしたい方におすすめ。ポケットに入るサイズでも高倍率ズーム搭載モデルがあり、広角から望遠までこなせるのが魅力。荷物が多くなりがちな旅行中でも「さっと取り出してサクッと撮る」手軽さが嬉しいですね。
動画撮影もしてみたい方
「写真だけでなく動画も撮ってみたい!」という場合は、動画性能の高さや手ブレ補正機能の性能にも注目してください。
最近では、Vlog向けにAF性能やマイク入力端子が充実した機種が増えています。
ミラーレス一眼カメラ
4K動画対応や、バリアングルモニターが付いた機種など、動画撮影を視野に入れたモデルが増加中。映像制作に本腰を入れたい方や、ワンランク上のVlogを目指す方に打ってつけです。
とにかく手軽に始めたい方
「カメラは初めてだし、まずは気軽に始めてみたい…」という方は、コンデジも立派な選択肢です。
最初はコンデジから始めて「もっとキレイに撮りたい!」と感じたら、一眼カメラにステップアップするのもアリです!

コンパクトデジタルカメラ
スマホよりも光学ズームを使った撮影ができたり、夜景に強いモデルがあったりと「ひとつ上のクオリティ」を気軽に体験できます。基本操作がシンプルなので、すぐに撮影を楽しめるでしょう。
主要カメラメーカーの特徴を知ろう!
カメラ選びの基礎知識と選び方の極意を学んだら、次は主要なカメラメーカーの特徴を知っておきましょう。

メーカーによって、そんなに違いがあるの?
実はカメラメーカーごとに、得意な色味や機能、デザインなどが異なるんですよ。

ここでは、主要な6つのメーカーの特徴を、初心者にも分かりやすく解説します。
それぞれのメーカーの個性を知って、あなたにぴったりのカメラ選びの参考にしてください。
Canon(キヤノン)
Canon(キヤノン)は、長年カメラ業界をリードしてきた、日本の大手メーカーさんです。
キヤノンのカメラは、人の肌を美しく、自然な色合いで表現するのが得意なため、ポートレート撮影で多くのプロカメラマンや愛好家に支持されています。
「EOS Kiss」シリーズなど、初心者向けのモデルは、操作が簡単で使いやすいと評判です。

また、オートフォーカス(自動でピントを合わせてくれる機能)が速くて正確なのも特徴で、動きのある被写体(ペットやスポーツなど)もバッチリきれいに撮影できます。
高性能なフルサイズミラーレスから、初心者向けのAPS-Cミラーレスまで、幅広いラインナップを展開しています。
キヤノンはレンズの種類もとっても豊富なので、いろんな表現を楽しみたい方にもぴったりです。
- ポートレートをよく撮る
- 子供やペットを撮りたい
- 操作が簡単なカメラが良い
- 初めてカメラを買う
Nikon(ニコン)
Nikon(ニコン)もキヤノンと並び、日本のカメラ業界を代表する老舗メーカーさんです。
ニコンのカメラは、見たままの色を忠実に再現する色味が特徴で、風景や建物の撮影で、その実力を発揮します。
また、暗い場所での撮影に強いと言われており、ノイズが少なく、細かい部分までくっきり写せます。
Nikon(ニコン)は昔から、プロ向けの丈夫な一眼レフカメラ「Dシリーズ」が有名でしたが、最近はミラーレス一眼カメラ「Zシリーズ」にも力を入れています。

Zシリーズは、高画質と小型軽量化を両立しており、初心者からプロまで幅広い層に人気があります。
ニコンのレンズは、「NIKKORレンズ」と呼ばれ、高品質でシャープな描写が魅力です。
- 風景写真をよく撮る
- 暗い場所での撮影が多い
- 本格的なカメラを使いたい
- 長く使えるカメラが良い
Sony(ソニー)
Sony(ソニー)は、家電メーカーとして有名ですよね。カメラ業界でも近年、急速に存在感を増しています。
とくに、ミラーレス一眼カメラの分野では、最先端技術を投入し、業界をリードしています。
ソニーのカメラは透明感があって、クールな色合いが特徴で、ポートレートや風景写真に、都会的で洗練された印象をプラスしてくれます。
ソニーのカメラの一番の強みは、動画撮影機能がとっても優れていること!

4K動画はもちろん、滑らかなスローモーション映像や、プロレベルの映像制作もできちゃいます。
また、オートフォーカス性能もすごく高くて、「瞳AF」と呼ばれる、人物や動物の瞳に自動でピントを合わせる機能は、特に評判が良いんです。
ミラーレス一眼カメラの「αシリーズ」では、コンパクトで軽いモデルが多いので、持ち運びやすいのも嬉しいポイント。
そして、豊富なレンズラインナップもソニーの大きな特徴です。
- 動画も撮りたい
- 高画質な写真も撮りたい
- 持ち運びやすいカメラが良い
- 最新の機能を使いたい
FUJIFILM(富士フイルム)
FUJIFILM(富士フイルム)は、その名の通り、もともとフィルムメーカーとして長い歴史を持つ会社です。
その経験を生かし、デジタルカメラでも、フィルムの色味や風合いの再現を追求しているのが特徴です。
「フィルムシミュレーション」という機能を使えば、さまざまなフィルムの色味や雰囲気を、デジタルで手軽に楽しめます。
富士フイルムのカメラは、クラシカルなデザインのモデルが多いのが特徴。操作ダイヤルなど、アナログな操作感を楽しめるのも魅力です。
「Xシリーズ」と呼ばれるミラーレス一眼カメラは、レトロでおしゃれな見た目と、高い描写性能を両立しており、多くの写真好きから支持されています。
レンズも小型で軽いのに、描写性能が高いものが揃っています。
- フィルムのような写真が好き
- レトロなデザインが好き
- 個性的なカメラを持ちたい
- 写真をじっくり楽しみたい
OM SYSTEM(旧オリンパス)
OM SYSTEM(旧オリンパス)は、マイクロフォーサーズ規格のミラーレス一眼カメラを主力とするメーカーです。
マイクロフォーサーズは、センサーサイズが比較的小さいため、カメラ本体やレンズを小さく、軽くできるのが特徴です。
OM SYSTEMのカメラは、防塵・防滴性能が高いことで知られています。
過酷な環境下でも安心して使えるため、アウトドアでの撮影をよくする方に人気があります。
- アウトドアでの撮影が多い
- 軽量コンパクトなカメラが良い
- 手ぶれ補正機能が強力なカメラが良い
- 旅行に持って行くカメラを探している
Panasonic(パナソニック)
Panasonic(パナソニック)もソニーと同じように、家電メーカーとして有名ですよね。
LUMIX(ルミックス)ブランドで展開されるミラーレス一眼カメラは、動画撮影機能に強みを持ち、プロの映像クリエイターさんたちからも評価が高いんです。
パナソニックのカメラは、自然で見たままの色を忠実に再現してくれるのが特徴。だからどんなシーンでも美しく撮影できます。
また、マイクロフォーサーズ規格を採用しているため、カメラ本体やレンズが小さくて軽く、持ち運びやすいのも嬉しいポイントです。
- 動画をよく撮る
- プロレベルの動画を撮りたい
- 軽量コンパクトなカメラが良い
- 普段使いできるカメラが良い
カメラ選びで迷ったらレンタルで試してみる

カメラの選び方は分かったけど、いきなり買うのはやっぱり不安…
初めてカメラを買う初心者さんの中には、そう感じている方もいるかもしれませんね。

とくにカメラ初心者の場合、どの機種が自分に合っているのか、どんな機能が必要なのか、実際に使ってみないとわからない…というのが正直なところだと思います。
そこでおすすめしたいのが「カメラのレンタルサービス」です。

えっ、カメラってレンタルできるの?
実は最近、いろいろな種類のカメラやレンズを、気軽にレンタルできるサービスが増えているんですよ!

色々な機種を気軽に試せる
一眼レフカメラ、ミラーレス一眼カメラ、コンパクトデジタルカメラなど、カメラにはたくさんの種類があります。
さらに、同じタイプのカメラでも、メーカーや機種によって特徴はさまざま。
レンズもたくさんの種類があって、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。

カメラ初心者さんの場合、「どんな写真を撮りたいか」「どんなカメラが使いやすいか」といった、自分の撮影スタイルや好みが、まだはっきりしていないことが多いと思います。
レンタルサービスを利用すれば、気になる機種を実際に使ってみることができます。
「このカメラ、使いやすい!」
「このカメラで撮った写真、すごく好み!」
そんなふうに楽しみながら、自分にぴったりの一台を見つけられますよ。
購入前に使い勝手を確認できる
家電量販店などでカメラを触ってみることはできますが、「本当に自分に合っているのか」はなかなか判断しづらいと思いませんか?
せっかくカメラを買ったのに、使いこなせなくてタンスの肥やしに…なんて悲しいですよね。

使い心地や操作性はもちろん、撮れる写真の雰囲気も、実際に体験してみないとわからないものです。
レンタルサービスなら、気になるカメラを実際に使って自分に合うかどうかを試せます。
「休日にカフェで使ってみたら、どんな感じかな?」「旅行に持っていったら、ちゃんと使いこなせるかな?」そんな疑問も、実際に試せば解決!

自分が撮りたいシーンを想定して試し撮りができるので、購入後に「思っていたのと違った…」と失敗するリスクをグッと減らせます。
レンタルサービスを賢く利用して、後悔しないカメラ選びをしましょう!
比較的リーズナブルなお値段で利用できる
カメラやレンズは本格的なものになるほど、お値段も高くなります。
とくに初心者の場合、「せっかく高いカメラを買ったのに、使いこなせなかったらどうしよう…」と不安になることもあるかもしれません。

カメラのレンタルサービスは一般的に、月額定額制ですが、「週末だけ使いたい」「旅行の期間だけ借りたい」といった短い期間だけ借りることもできます。
また、サービスによってはカメラやレンズを何度でも交換OKな場合もあり、気になる機種を全部試すことも可能です。
いきなり高価なカメラを購入するよりも、まずはレンタルで気軽に試してみて、「これなら長く使えそう!」と思える一台を見つけてから購入する方が賢い選択と言えるでしょう。
まずはレンタルで色々なカメラを試してみて、自分にぴったりの一台を見つけてください。

迷わない!カメラ選びQ&A
カメラ選びをしていると、いろいろな疑問が出てきますよね。
ここでは、初心者さんが特に気になる3つの質問に、Q&A形式でお答えします。
Q. レンズキットを買ったほうがいい?
A. 長くカメラを使い続けるなら、レンズキットは慎重に検討しましょう!
レンズキットは、カメラ本体とレンズがセットになっていて、お得に見えますよね。
「とりあえず、これを選んでおけば間違いないかな?」と思うかもしれません。
でも、ちょっと待ってください!
確かに、レンズキットは、手軽にカメラを始められるというメリットがあります。しかし、セットになっているレンズは多くの場合、そこまで高性能ではないんです…。

- F値(絞り値)が大きめ(暗め):背景をぼかした写真が撮りにくい。
- 描写力:単焦点レンズ(ズームできないレンズ)や、高性能なズームレンズに比べると、少し劣る場合がある。
最初はレンズキットのレンズで満足できるかもしれません。
でも、写真の腕が上がるにつれて、
- 「もっと背景をぼかした、ふんわりした写真が撮りたい!」
→ F値が小さい(明るい)単焦点レンズが欲しくなるかも。 - 「もっと遠くのものを大きく写したい!」
→ 望遠レンズが欲しくなるかも。 - 「もっとシャープでクリアな、美しい写真が撮りたい!」
→ 描写性能の高いレンズが欲しくなるかも。
と、物足りなさを感じるようになる可能性が高いんです。
そして、新しいレンズを購入すると、結局、レンズキットのレンズは使わなくなってしまうことも…。
長い目で見て、本当にレンズキットがお得かどうか、じっくり考えてみましょう。
もしかしたら、最初から自分が撮りたい写真に合った、良いレンズを単品で購入する方が、結果的に満足度が高くて、お財布にも優しいかもしれません。

でも、どのレンズを選べば良いか分からない…
そんな方のために、初めての一眼カメラにおすすめのレンズを紹介した記事も用意しています。ぜひ参考にしてくださいね!

Q. 中古カメラを買うのってあり?
A. 状態の良い中古品なら、全然アリです!むしろ、賢い選択肢の一つです!
「中古品って、なんだか不安…」「壊れていたりしないかな…」と心配になるかもしれませんね。
でも実は、状態の良い中古カメラってたくさんあるんです!
ただし、中古カメラを選ぶときは、以下の点に注意しましょう。
- 信頼できるお店で購入する
- 保証が付いているか、返品できるか、などを確認しましょう。
- 実店舗があるお店なら、実際に商品を見て確認できるので、より安心です。
- 商品の状態をしっかり確認する
- 傷や汚れ、動作に問題がないか、などを確認しましょう。
- 可能であれば、お店の人と一緒に確認するのがおすすめです。
信頼できるお店で、状態の良い中古カメラを選べば、お得にカメラを手に入れることができます。
中古カメラの選び方について、もっと詳しく解説した記事も用意しています。ぜひ参考にしてくださいね!

Q. カメラはどこで買うのがベスト?
A. 実店舗で実際に触って、ネットショップで価格を比較するのがおすすめです!
カメラの購入場所は、大きく分けて「実店舗」と「ネットショップ」があります。
実店舗(家電量販店、カメラ専門店など)のメリット
- 実際にカメラを手に取って、大きさや重さ、操作感を確かめられる!
- これは、とっても大事なポイントです!
- 店員さんに相談できる!
- 分からないことや不安なことを、その場で質問できます。
ネットショップ(Amazonや楽天など)のメリット
- 価格が安いことが多い!
- ポイントが付くこともあります。
- 品揃えが豊富!
- 実店舗では見つからないモデルが見つかることもあります。
- 24時間いつでも購入できる!
- 忙しい方でも、自分のペースで買い物ができます。
まずは実店舗で気になるカメラを実際に触ってみて、使い心地を確かめましょう。
「これだ!」と思えるカメラが見つかったら、ネットショップで価格を比較して、一番お得な方法で購入するのがおすすめです!
カメラの購入場所について、もっと詳しく解説した記事も用意しています。ぜひ参考にしてくださいね。

まとめ
この記事では、これからカメラを始めたいと考えている初心者さんに向けて、カメラ選びで失敗しないためのポイントを解説してきました。
カメラの種類、センサーサイズ、レンズ、メーカーなど、たくさんの情報を詰め込みましたが、少しでもカメラ選びの不安が解消されたなら嬉しいです!
「でも、やっぱり、まだ迷っちゃう…」そんな方も、きっといますよね。
カメラ選びは、決して難しいものではありません。
今回ご紹介した「選び方の極意」や「メーカーの特徴」を参考に、あなたのペースで楽しみながら、最高の1台を見つけてください。
そして、「気になるカメラがあるけど、いきなり購入するのはちょっと…」という方は、ぜひカメラのレンタルサービスを活用してみてください。
実際にカメラを使ってみて、使い心地や撮れる写真の雰囲気を確かめてから購入する方が、絶対に後悔しません。

「もっと具体的なおすすめカメラを知りたい!」という方はこちらを参考に。

カメラと一緒に揃えたい便利なアイテムはこちらを参考にしてください。
