写真の勉強をしたいカメラ初心者におすすめの本12選
知識がなくても、写真は撮れます。詳しい知識がなくても写真は撮れます。いまはスマホで気軽に写真が撮れますよね。
しかし、撮っていくうちに「もっといい写真が撮りたい」「もっと自分が思い描く写真が撮りたい」と、撮影テクニックやいい写真を撮るコツなんかを知りたくなるはず。
写真をはじめたけど、いつもオートでしか撮影しない人も多いのでしょう。
だけど本当は、撮影テクニックを覚えて、自分の思い通りの写真が撮れたらと思っているはず。でもまず何から覚えればいいかわからないですよね。
そこでこの記事では、デジタル一眼カメラの基礎を学べるカメラ初心者向けの本選びのコツや、おすすめの入門書をご紹介します。
カメラや写真のことを覚えて、初心者から中級者にステップアップしましょう。もっと楽しい写真ライフを目指しましょう。
- 本を読んでスキルアップ! 目指せ、脱カメラ初心者!
- カメラ初心者がスキルアップするための本選び
- カメラ初心者におすすめの入門書12選
- ①『カメラはじめます!』(こいしゆうか)
- ②『こういう写真てどう撮るの?』(森下えみこ)
- ③『初心者が真っ先に覚えたい! 写真の表現テクニック入門』(上田晃司)
- ④『カメラと深める#私の世界の写し方 “好き”を切り取る Photoliの写真帖』(Photoli)
- ⑤『#なんでもない日常に物語を CURBON 写真の教室』(CURBON)
- ⑥『カメラじゃなく、写真の話をしよう』(嵐田大志)
- ⑦『写真からドラマを生み出すにはどう撮るのか? 写真家の視線』(高橋伸哉)
- ⑧『カメラのきほん練習帳』(松本茜)
- ⑨『世界一わかりやすいデジタルカメラと写真の教科書 ミラーレス編』(中井精也)
- ⑩『すずちゃんの理解して学ぶカメラとレンズ』(鈴木知子)
- ⑪『写真のことが全部わかる本 センス&知識ゼロからの写真のはじめかた、教えます。』(中原一雄)
- ⑫『写真の上達には近道がある カメラの使い方より大切な「見る力」を身につける方法』(重盛明人)
- 初心者からステップアップしてよりよい写真ライフを
本を読んでスキルアップ! 目指せ、脱カメラ初心者!
最近ではネットであらゆる情報を手に入れることができます。ではなぜ、本を買う必要があるのでしょうか。
それはまず、写真家・フォトグラファーなどプロの方が書いていたり、専門家が監修しているため、情報の質が高いからです。
ネットの情報はどこか信ぴょう性が低かったりしますよね。もちろん、取材元などがはっきりした信ぴょう性の高いものもありますが。
それから本の場合、カメラに関するさまざまな情報が載っているので、カメラや写真について幅広く知ることができます。ネットだと、自分から知りたい情報にアプローチしていきます。
つまりそれは、知りたい情報しか手に入らないので知識が偏ってしまうということ。
本はネットの記事より信頼できます。偏りなく幅広い知識を手に入れられます。だから数千円のお金を払ってでも本を買う価値はあるのです。
それに、無料で手に入る情報よりお金をかけて手に入れた情報のほうが、一生懸命吸収しようとします。本を読むほうがレベルアップできる可能性が高いのです。
あなたの思い通りの写真を撮るためにも、本を読んでスキルアップしましょう。写真をもっと楽しむためにも本から多くの知識を吸収するのです。
カメラ初心者がスキルアップするための本選び
おそらく写真をはじめた人の多くは、あまり深いことを考えずに撮影できるオートモードを使っているのではないでしょうか。
最初はそれでいいと思います。写真を撮ること自体が楽しいと思いますから。
ですがそれだと、自分の思い描く写真と撮った写真にギャップがあったりしませんか?
あとから見返すと、イメージと違った写真だったってことも少なくないのでは。オートは良くも悪くも失敗しない写真を撮ることができます。
カメラは機械です。残念ながらあなたの頭の中にあるイメージを視覚化してくれません。
なので撮影者であるあなたが、カメラのサポートをしてあげる必要があります。
そこでカメラや写真についてもっと詳しく知ることが大切です。
しかし自分のイメージ通りの写真を撮るためにスキルを磨きたいけど、どんな本を読めばいいかわからない人も多いはず。
まずはカメラ初心者におすすめの本選びのコツをご紹介します。
まずはカメラの基礎知識や操作方法を学ぶ
カメラをはじめたものの、カメラについて詳しくない。だからいつもオートで撮影している。そんな方も少なくないでしょう。
しかし、頭で思い描く景色とカメラが捉える世界にギャップがあり、もっとイメージ通りの写真が撮れたらと悩んでいるのではないでしょうか。
そんなあなたはまず、カメラの基礎知識や操作方法を覚えることをおすすめします。
一眼レフカメラやミラーレスカメラは、カメラの設定によってまったく違う写真が生まれます。そこがデジタル一眼の面白いところ。
絞りやシャッタースピード、ホワイトバランスなどの基礎知識を覚えることで、より写真表現の幅が広がります。カメラ初心者からステップアップできること間違いなしです。
カメラの基礎や操作方法を理解すると、いろんなことを試したくなるので、いままでよりも写真が楽しくなるでしょう。
いつもオートで撮影するカメラ初心者さんはまず、カメラの基礎や操作方法を学べる本を選ぶことをおすすめします。
写真の構図や光について学ぶ
写真を撮っていくと、雑誌やSNSに載っているようなおしゃれな写真を撮りたい、という気持ちが湧くのではないでしょうか。
そんな方は、写真の構図や光の扱い方を覚えることをおすすめします。
名画と呼ばれる作品には共通することがあります。それは構図です。名画はものすごく計算されて生み出されているのです。写真も同じです。
構図を知ることで”いい写真”に近づきます。構図を真似するだけで、まるでプロが撮影したような写真になることも。
構図だけでなく、逆光や順光など光の操り方を覚えることで、よりおしゃれな雰囲気を醸し出した写真を撮ることができます。
写真を撮るうえで光はとても重要な存在です。光の当て方によってまったく異なる写真が生まれます。
構図や光について学ぶことで、あなたの思い描く景色をカメラで捉えることができるでしょう。
カメラ初心者から一歩前進したい方は、よく使われる構図や光の扱い方の解説した本を選ぶことをおすすめします。
撮影したいシーンに合わせて学ぶ
もし撮影したいシチュエーションやジャンルが決まっているのなら、それに沿ったテーマの本を選ぶことをおすすめします。
写真のジャンルによって撮影のコツは違ってきます。風景写真を撮りたい場合と人物撮影(ポートレート撮影)を撮る場合では、撮影で大切なポイントは違いますから。
レンズの種類やタイプでどんな写真が撮れるのかを解説している本だとなおよし。
使うレンズによって写真の写り方も変わってきます。撮影するシーンによってどう使い分けるを知っておくことで表現の幅が広がり、カメラ初心者から中級者へと成長できるでしょう。
撮りたい被写体やシーンが定まっているという初心者さんは、それぞれのテーマで役立つテクニックを解説している本を選ぶことをおすすめします。
写真論・写真哲学を学ぶ
カメラ初心者が写真論とか写真哲学なんかを知っても意味ないんじゃない、と思うでしょう。それにそういう本って難しそうですよね。
大丈夫です、カメラ初心者でも読みやすい本があります。
そもそも写真論とか写真哲学を学ぶと何がいいのでしょうか。
簡単に言えば、長年プロとして活動していきた人たちの価値観や哲学を知ることで、いろんな”縛り”から解放され、もっと自由な写真表現ができるようになります。
撮影テクニックばかり学んでいると、「こういう場合はこうしなきゃいけない」とか「こういうことはしないようにしなきゃ」といった”縛り”が生まれることがあります。
そして、ドツボにはまり迷走してしまうということが……。
そうなると写真の楽しさを見失ってしまうなんとことにもなりかねません。
写真論・写真哲学の本を読むことで、あなたの知らない写真の楽しさに気づくことだってできます。
自分の感性を磨くためにも、プロの写真家から写真の本質を学ぶことをおすすめします。
写真をはじめてしばらく経つけど、なんだか楽しさがわからなくなってきたという方にもおすすめです。
カメラ初心者におすすめの入門書12選
たくさんのカメラ・写真の専門書の中から厳選して12冊の本を紹介します。あなたに合った本を選んでみてください。
①『カメラはじめます!』(こいしゆうか)
こちらの本は、カメラ初心者の著者がプロのカメラマンに出会い、カメラについて学び上達していくという体験をマンガでわかりやすくまとめられた本です。
「いつもオートで撮っているけど、思った通りに撮れない」や「そもそもカメラってどうやって選べばいいの」といった初心者あるあるから、「もっとおしゃれな写真が撮りたい」「もっと雰囲気のある写真を撮るにはどうしたらいいの」などの悩みに答えてくれます。
ビギナーから脱却してステップアップしたい方におすすめの一冊です。
しかしどんなに「初心者向け」と言われても、絞り、シャッタースピード、ISO感度、露出などのわからない単語が出てくるだけで、頭を抱えてしまいますよね。
でも安心してください。こちらの本はカメラについて何もわからない初心者でもわかりやすい内容です。とにかく超基本的な言葉の説明から撮り方まで優しく教えてくれます。
少し知識のある方には物足りなさを感じるかもしれませんが、知識ゼロの方が最初に読む本としておすすめできる一冊です。
②『こういう写真てどう撮るの?』(森下えみこ)
初心者向けの本でも、専門用語が難しくてなかなか読み進められない、なんてこともあります。こちらの本はそんな悩みを解決するためオールカラー&マンガ形式で解説してくれます。
本書は、これまでたくさんのアマチュア写真家を指導してきたプロ写真家である上田晃司さんとコムロミホさん夫妻が監修しております。
的確かつわかりやすい説明でカメラ初心者も安心して学べます。ちなみに上田晃司さんもコムロミホさんもYouTubeをやっています。
撮影前の準備から、目的別の撮影テクニック、実践で役立つ構図など、幅広い知識が学べます。カメラ初心者なら今までより成長した自分になれるでしょう。
軽快かつユーモアのあるタッチで、楽しく読めます。普段、読書をしないという方にピッタリ。楽しく読みながら、カメラの基礎知識が学びたい方におすすめの一冊です。
③『初心者が真っ先に覚えたい! 写真の表現テクニック入門』(上田晃司)
こちらの本は、先ほどご紹介した『こういう写真てどう撮るの?』で監修を務めた上田晃司さんの著書。
写真表現の幅を広げるのにうってつけの一冊です。才能やセンスがなくても写真の表現方法を知ることで、誰でもいい写真を撮れます。
表現力を身につけることで、あなたがイメージした写真を実際に撮ることができるでしょう。
本書では撮影にあたって押さえておきたい基礎知識から、アングルや焦点距離の理解、シャッタースピードなどについて解説。基礎と応用を分けて撮影のポイントを丁寧に解説してくれるので、初心者でも安心して読み進められます。
自分の思い描く写真と撮った写真にギャップあることに悩んでいる方におすすめの一冊です。カメラ初心者から脱したいあなた、この本を読んでレベルアップしましょう。
④『カメラと深める#私の世界の写し方 “好き”を切り取る Photoliの写真帖』(Photoli)
こちらの本は、あなたが思い描いた瞬間を撮影するための秘訣を解説した本です。
青空、テーブル、公園の花、夕暮れの駅、観光地など、身近で何気ないシーンでもおしゃれに世界観たっぷりに切り取る方法を解説してくれます。
覚えておきたいカメラの基本をはじめ、おしゃれな写真のアイデアが満載の一冊です。
「絞りや感度って何?」といったカメラの基礎知識から、色の楽しみ方や物撮りの仕方、写真の加工まで、初心者から脱したい方が覚えておきたいことをたっぷり学べます。
読んでいてわくわくするので、撮影意欲を駆り立ててくれます。
もっと写真の表現方法を知りたい方におすすめの一冊です。本書を読んで、表現豊かな写真をたくさん撮りましょう。
⑤『#なんでもない日常に物語を CURBON 写真の教室』(CURBON)
「#なんでもない日常に物語を」をテーマにさまざまな人気フォトグラファーが、何気ない日常の瞬間に物語が生まれる写真を写す秘訣を教えてくれます。日常を写真に残す楽しさを教えてくれる一冊です。
特別な絶景スポットでなく、すぐそばにある美しい光と影や、身近な人の魅力的な表情や仕草、ふとした瞬間に出会う物語を感じるワンシーンなど、自分の身近にある何気ない日常で使える撮影手法が学べます。
スマートフォンでの撮影テクニックや写真編集のコツについても紹介されています。
日常スナップを撮りたい方や、おしゃれな、いわゆる”映える”写真を撮りたい方におすすめの一冊です。何の変哲もない、何気ない日常にこそ、人の心に響く瞬間はあるものです。
⑥『カメラじゃなく、写真の話をしよう』(嵐田大志)
本書は、撮影テクニックを覚える前に読んでおきたい一冊です。
SNSで人気のプロフォトグラファー・嵐田大志さんが、写真やカメラとの向き合い方や楽しみ方を優しく紐解く写真の教科書。「写真の本質とは何か」というところをピックアップした内容です。
初心者向けの指南書や撮影テクニック集など、カメラに関する本はたくさんあります。しかし写真にフォーカスした本ってあまりありませんよね。
フォトグラファー・嵐田大志さんの写真ライフや自分が本当に必要とする機材は何か、そして好きな被写体を見つめ直し自分の体験から、これまでとこれからの写真についての想いが綴られています。
「写真をやるからにはなるべく高機能で高性能なカメラがいい」とか、「高精細なカメラで撮った写真がいい写真だ」などの思い込みをクリアにしてくれます。とても興味深い内容です。
カメラの良し悪しや撮影テクニックばかりに注目するのではなく、「自分が撮りたい写真は何なのか」「自分に合った写真の楽しみ方は何か」といったことを気づかせてくれます。
仮にマニュアル撮影ができなくても、いいカメラやいいレンズを持っていなくても、写真において重要なマインドを持っているなら──深みのある素敵な写真が撮れるものです。
なにより、「自分の好きな写真ってどんなのだろう?」とか「好きな写真を撮るにはどういうカメラやレンズが必要で、何がいらないのか」がはっきりします。
プロのフォトグラファーによる写真の哲学が学べる貴重な本だと思います。哲学と聞くと難しいイメージがありますがそんなことはありません。
わかりやすい内容で、カメラ初心者でも安心して読めます。
カメラ初心者はもちろん、カメラの上達のためにいろんな撮影テクニック集を読んできたという方にもおすすめの本です。この本を読んで、より自分らしい自由な写真を撮りましょう。
⑦『写真からドラマを生み出すにはどう撮るのか? 写真家の視線』(高橋伸哉)
SNSで人気の情景写真作家・高橋伸哉さんが、心を動かすワンシーンを残すための視点・技術・哲学について綴った本です。
写真家の写真に対する考え方や技術、感性が綴られており、写真と向き合ってきたプロの思考に触れることができます。
写真ライフを楽しむために知っおきたい大切なことが詰まった一冊です。
写真をはじめてしばらくすると、色んな悩みが出てくると思います。そんなとき、こちらの本を読むことで解消されるかもしれません。
悩みをスーッと紐解き、充実した楽しい写真ライフを送るためのヒントにであえるはずです。
もっと自分のイメージ通りの写真を撮るために上達したいという方や、写真撮影がマンネリ化してきた方におすすめ一冊です。
⑧『カメラのきほん練習帳』(松本茜)
カメラを買って写真を撮るようになったけど、機能を全然使いこなせなかったり、満足のいく写真が撮れなかったりというカメラ初心者さんは多いのではないでしょうか。
そんな悩みを抱えるみなさんに向けた、カメラと写真の”きほん”をゼロからやさしく解説してくれるのが本書。
カメラやレンズの種類・機能、構図や写真編集などの基礎から、「何をどう撮るか」や「こう撮れば失敗しない」といった具体的なテクニックを丁寧かつ、わかりやすく解説してくれます。
「これさえ押さえておけば思い通りの写真が撮れる」という鉄則も知れるので、カメラ初心者でも真似するだけでイメージ通りの写真が撮れるようになるでしょう。
レベルアップして初心者から脱したい方や、ありきたりじゃない、個性的で印象に残る特別な一枚を撮りたい方におすすめの一冊です。また、撮りたい写真の逆引き本としても使えます。
⑨『世界一わかりやすいデジタルカメラと写真の教科書 ミラーレス編』(中井精也)
カメラ初心者の中には写真を撮っても「なんかイマイチだな……」とイメージ通りにならず、悩んでいる方も多いはず。
こちらの本は、なぜイメージ通りに撮れないのか、どうしたら自分が思い描く写真が撮れるのか、その考え方や撮り方を伝授してくれます。
本書を読めば、あなたのイメージ通りの写真が撮れるようになるでしょう。
著者は鉄道写真家の中井精也さん。お昼に放送されているバラエティ番組で見たことがある人も多いのではないでしょうか。「沿線フォトさんぽ」というコーナーに出演している人気の写真家さんです。
わかりいやすい写真やイラストのおかげで初心者でも理解しやすい内容となっております。
「何を、どんな風に撮りたいか」を具現化する表現テクニックを覚えて、初心者からステップアップしましょう。
⑩『すずちゃんの理解して学ぶカメラとレンズ』(鈴木知子)
こちらの本ははじめに紹介した、『カメラはじめます!』の監修をした鈴木知子さんの著書。わかりやすいイラストと解説、そして豊富な作例でイメージしやすく、普段あまり本を読まない人でも読みやすい内容です。
脱初心者を目指す人がつまずきやすい失敗や、なぜその失敗が起きてしまうのかがわかるカメラやレンズの仕組みを解説してくれます。
また、カメラに少し慣れてくると、もっといろんなレンズを使ってみたくなるはず。本書では、レンズの基礎知識も学べるので、レンズの種類やそれぞれの特徴を知ることができます。
カメラ初心者を脱して中級者を目指す方や、カメラに慣れてきてこれからステップアップしたいという方におすすめの一冊です。
この本を読めば確実にレベルアップできること間違いなし。
⑪『写真のことが全部わかる本 センス&知識ゼロからの写真のはじめかた、教えます。』(中原一雄)
カメラやレンズの基礎から、光や色、写真の構図、RAW現像まで写真ライフを楽しむうえで大切な基本を網羅した一冊です。
豊富なイラストや図解を交えながら、何を意識すれば写真がどう変わるかをわかりやすく丁寧に解説しています。
こちらの本は初級編、中級編、上級編とステップアップしていく構成になっており、段階を踏んで学べるの特徴です。写真やイラストがたくさん使われているので、初心者でも安心して読むことができます。
カメラだけでなく三脚やストロボなどの周辺機材の使い方も載っているので、いろんなアイテムを使って撮影する楽しさも知れるのもポイントです。
初心者から脱したい方はもちろん、さらなるレベルアップを目指す中級者にもおすすめの一冊と言えます。
⑫『写真の上達には近道がある カメラの使い方より大切な「見る力」を身につける方法』(重盛明人)
写真の上達の早い人にはある行動があるそうです。それは、カメラを常に持ち歩き、上手な人の写真を研究して真似て撮り、撮影テクニックを自分のものにするということ。
その行動によって魅力的な被写体を見つけられるようになる。それを本書では「見る力」と呼んでいます。
その「見る力」を身につけるために、日常をどう撮るかという考え方や構図について学んでいくという内容です。
小難しい専門用語やカメラの設定についてではなく、被写体を見る力、魅力的な被写体を見つける力に焦点を当てているのが特徴。何気ない日常が、特別な瞬間になるという、日常が非日常に変わるという気づきを与えてくれます。
見る力を養いたいカメラ初心者さんにおすすめの一冊です。
この本を読んで、被写体を美しく撮影するためのベストなアングルや構図、光を見つけ出しましょう。
初心者からステップアップしてよりよい写真ライフを
カメラ・写真の本を読んだら、とにかく実践しましょう。
技術を習得するためにはまず、真似すること。真似してたくさんの写真を撮ることが、上達の近道です。
いろんな写真の表現方法を覚えれば、頭の中で思い描く景色を写真で表現することができます。
イメージ通りの写真が撮れるようになると、いままでよりも写真を撮るのが確実に楽しくなります。
写真を存分に楽しみ、充実した写真ライフを送りましょう。